2010年7月16日金曜日

ビールのカクテルに挑戦!

ウイスキー工場の楽しみ!

山梨県の白州まで来て、水だけで帰るのは
もったいない!


ということで、天然水工場に併設されている
サントリー白州ウイスキー博物館の隣にある
お土産さん兼有料試飲コーナーに立ち寄った。


天然水工場に併設と書いたが、
正確にはウイスキー工場ができた後で、
天然水工場ができたもので、天然水工場が
併設されている状況だ。


一般論として、ウイスキーに詳しい人の間では、ウイスキーを仕込む
すなわち、醗酵にもちいた水を使って水割りを作るのがおいしいと
いわれている。ものすごいこだわり型の人は、わざわざウイスキーの本場
スコットランドの天然水を買ってきて、氷を作る人もいるようだ。最近は、
ちょっとこだわり型のスーパーマーケットに行けば、輸入ものの天然水があり、
比較的簡単にスコットランドの水も買える。


とはいえ、ここは日本。なんといってもお手軽に買えるのはやはり日本の天然水だ。
おそらく、サントリーの白州は世界的に見てももっとも手軽に仕込み水の水割りを
作れるウイスキーといえる。関東圏で販売されているサントリー天然水を使えば、
それは本格的な水割りとなるはずなのだ。
ちなみに、京都の山崎蒸留所の水もあるが、こちらはプレミアムソーダという商品で
流通しており、微炭酸水の商品で水としては高級品だ。


水割りの話がちょっと長すぎたが、白州のバーの凄いところは価格にある。
サントリーが製造する国産ウイスキーがワンショット(30ml)で100円から飲めるのだ。
輸入ウイスキーやちょっと高級な国産ウイスキーもハーフショット(15ml)で
200円から飲める。もともと、飲める体質でない私にとっては夢のような酒場だ。
小心者の私はリザーブを久々に飲んだが、シェリー樽仕上げが売りの酒だけに
ほのかな甘みがあり、余韻が長い酒だった。これに気を良くして響17年、
マッカラン12年、マッカランホワイトオーク、バランタイン12年などを

2010年7月13日火曜日

天然水工場に行ってみた!



先日、山梨県のサントリーの天然水工場に行ってみた!


天然水の工場が新しく新設され、
工場竣工記念で
官能検査員特別セミナー
というイベントがあり、
すかず電話応募をして
山梨まで行くことになった。


普通の工場見学は山のようにあるが
工場で働く技師が講師になって
工場見学をする機会は滅多にない。
工場見学自体は、シンプルなものだが、
ここでは、工場見学後に官能検査員と実施した水の試飲について書いてみよう!


そもそも官能検査員という人は、その名のとおり5感を駆使して、
水に異常がないかを判断する人で、この人がOKしないと
水はボトリングされない仕組みとなっているようだ。


ただ、天然水なので、ほぼ100%異常はないのが実情で、過去に旧工場で
工場ラインに由来するような香りがあり、
製造を一時停止した例が2回あるだけだそうだ。


セミナーでは、官能検査体験として、通常の天然水とりんごの香りをほのかに
つけた水(実際の官能検査でも使用する濃度)とりんごの香りを1000倍つけた
水の3種類が出され、それぞれの違いを見分ける体験ができた。
実際には、さきほど書いたようにほとんど異常が見つからない世界のため
官能検査員は、わざとほのかの異臭をつけた水も準備して、
官能が鈍らない訓練を日々しているそうだ。


ちなみに、官能検査は午前中の空腹時に実施している。
この条件が人間がもっとも、味覚を鋭敏でできる条件のようで、
ウイスキーのブレンドの配合を決めるブレンダーのティスティングや
ビールの検査、日本酒の飲みきり(プロのきき酒)もこの条件でやっている。


水もお酒と同じ条件なのね! と関心していると続けて、写真のように
天然水の飲み比べとなった。水の硬度の違いや炭酸の違いによる飲み比べで
こちらは、素人でも分かりやすいものだった。


なんでも、単なる水はミネラルウォーターとなり、これに果汁などを加えると
清涼飲料、炭酸を加えると炭酸飲料になるそうだ。
ちなみ、写真の「ペリエ」は炭酸が入っているが、天然水の状態で炭酸が入っているので
ミネラルウォーターになるそうだ。うーん…水の世界もお酒ばりに深い!


まあ、とにかく「たかが水、されど水」の世界を垣間見たという感じだ。
とはいえ、ここはウイスキーの白州蒸留所に併設されている天然水工場だ!
山梨まで来て、酒なしで帰るのはもったいない!ということで
次回は、サントリーの白州蒸留所の有料試飲コーナーの話を書こう!

2010年7月6日火曜日

やっぱりギネスは専用グラスでなきゃね!



先日、チョコレートビールを飲んだので、
久々に同じ黒ビールのギネスを飲んでみた!


ギネスビールはちょっと変わったビールで
とにかく泡立ちが細かい。


TVCMのキャッチコピーも
「おいしさは泡に現れる」というもので、
トイレに立った友人のギネスを前に、
思わず一口、ギネスを飲んでしまうと、
泡に唇のあとが残り、友人に飲んだことが
ばれてしまうという内容だった。


ギネスは、かなり特徴的なビールで
缶の中にフローティング・ウィジェットなる
白いプラスチックのボールが入っている。
缶を空けると、炭酸ガスが抜けるのにあわせて
このプラスチックのボールが回転し、
クリーミーな泡立ちを作るという仕組みだ。


それだけではなく、ギネスは夏の時期になるとグラス付きキャンペーンをよく打つ。
大抵は3本買うと、もれなく専用グラスが1個付いてくるというものなのだが、
このグラスが良くできている!
なにも考えずに、グラスにギネスを注いでも、ちょうどぴったり1缶分の
ギネスが収まり、しかもあの泡立ちをきちんと再現するという仕組みとなっている。


これが、小さいグラスにすこしづづギネスを注ぐ方法だと、
やはり泡立ちがうまくいかない。
黒ビール特有の濃くのある味わいが楽しめるが、
やはりまろやかさに欠けるように思われる。


ちなみに、ギネスの缶は国産ビールの350ml缶よりも若干大きいが
容量は330mlとなっている。国際的には、缶ビールは330mlが
標準規格で、確か1パイントという単位が330mlに相当していたはずだ。
350mlは日本独自規格ということになる。


ちなみに、バドワイザー、ハイネケンは日本のキリンビールが
ライセンス生産をしており、バドワイザーは栃木工場、ハイネケンは
茨城県の取手工場で生産をしているため、350ml規格となっている。


キリンビールの取手工場では、奇数月の第2土曜日には
ハイネケンセミナーを開いており、ハイネケンのこだわりや歴史を
ふんだんに盛り込んだ工場見学をしている。
セミナーでは、ハイネケンを0℃からマイナス2℃という低温で
飲む提案をしており、エクストラコールドという飲み方で
ビールの試飲をさせてくれるのも嬉しい。
またの機会に工場見学のこともブログに書いてみようと思う。

2010年7月5日月曜日

チョコレートのビールって何!?


今日は朝からちょっと緊張することがあった。
まあ、サラリーマンの日常?にはいろんなことが
あるものだ。


そんな一日の終わりには、やはり晩酌だ!
といっても、私は体質的にあまり飲めない。
キリンビールの横浜工場で
アルコールパッチテストなるものを受け、
どうもアルコールを分解する酵素が少ない
体質だと分かった。


バンドエイドにアルコールをたらし、
それを腕の関節の一番柔らかいところ
(献血とかで血を採るところ)に10分程度
貼り付け、それをはがして、さらに
10分後の肌の色を見るというテストだが、
肌が真っ赤になれば、下戸
ほのかに赤くなれば、弱いということらしい。


アルコールへの耐性はDNAによる遺伝によるもので
鍛えられるものではないらしい。
とりあえず、まったく飲めない体質でないことに感謝だ。


さて、本題のショコラブルワリーだが、
2月14日のバレンタインデーに向けてサッポロビールが
同じく北海道の老舗であるロイスチョコレートと
共同で開発した商品だ。


なんでいまさら、バレンタイン?
というところだが、バレンタイン向けの商品ため、
賞味期限が8月となっていた。
そのため、売れ残りを抱えていた近くのコンビニが値引き
販売をしていたのだ。


通常のスーパーで250円、高級スーパーだと280円程度
の商品が7月ということもあり、157円で買えた。
ということで、今夜の晩酌への登場となったのだが、
名前のとおり、確かにチョコレートの風味がある不思議なビールだ。


でも、原材料にはチョコレートはなく、カカオがあるだけだ。
チョコレート麦芽という表記があるが、これは麦芽の焙煎度合いを
示す言葉で、実はチョコレートとは関係がない。
ビールの色は、麦芽の焙煎度合いとの関係が深く、
通常のロースト麦芽で作ると黄金色、
ちょっと焙煎が強いキャラメル麦芽で作ると琥珀色
焙煎が強いビター麦芽やチョコレート麦芽で作ると黒
つまり、黒ビールとなる。
このあたりの説明は、恵比寿にあるエビスビール博物館で
じっくりと聞ける説明だ。


チョコレートの風味はカカオに由来するため、
チョコレートそのものが原料でなくてもチョコレートの味が
するビールができるようだ。
味わいの感想としては、
ほのかな甘みの中にチョコレートの風味と苦味がある
複雑な味わいといったところだろうか…
(なんかつきなみなコメントだ)


まあ、私にはおいしかった!
朝から、ちょっと複雑な思いをした一日の終わりには
ふさわしいビールかもしれない。